ブログに何を書く?書くことがない時に一般人でもできる記事ネタの探し方とコツ
- 一般論としてのブログネタの探し方は役に立たないかも
- 調べものを全て付加価値を付けて記事にする
- 付加価値を付ける方法
- 記事のキーワードからテーマを広げる
- とりあえず記事を書き出すとネタが自然に湧いてくる
- 事例:AndBuzzのオウンドメディアからこの「100年SEO」ブログへ
- ブログ記事のネタを探す方法
- ステップ1:ネタ集め
- ステップ2:キーワードを深掘りする
- ステップ3:読み手を意識した記事執筆を始める
ブログに何を書く?書くことがない時に一般人でもできる記事ネタの探し方とコツ
一般論としてのブログネタの探し方は役に立たないかも
一般論として、ブログのネタ探しには、
- 日常生活からネタを探す
- 趣味について書く
などの方法が推奨されます。
例えば、
何かの講座を受けたのであれば、まとめ記事がネタになりますし、
食事をしたのであれば、食レポや口コミがネタになります。
デートに行った際は、デートプランを記事にすることもできますし、
本や映画の評論として記事もあり得ます。
こういう意識をすれば、ブログに書くネタはは意外と探しやすいかもしれません。
書きたいことを書く
その一言につきますが、問題は、
そういう意識をしてもブログに書くネタがないから困っている
ということです。
この記事では百年SEOが推奨している3つのブログネタ探しの方法を紹介しています。
どれか一つだけではなく、臨機応変に組み合わせたりして利用できることが求められます。
以下ではまず百年SEOが推奨している3つのブログネタ探しの方法を紹介してから、
3つの方法を組み合わせたアプローチを説明します。
調べものを全て付加価値を付けて記事にする
一つは、検索エンジンので調べものをした時に、それを記事のネタとして記録していくことです。
「日常生活からネタを探す」方法と近いけれども、
毎日外食するわけでもなければ、本を読むわけでもなく、
映画なんかは月1回でしょうし、デートなんてもう2年くらい行っていない、
のような状況とは違い、
我々は毎日インターネット上で調べものをしています。
しかも、既にネット上に答えがあるということは、裏を返せば、ニーズがあるということになります。
たたし、そのまま同じ内容をネタにすると、同じコンテンツになってしまうので、
単に「記事のネタが欲しい」のであれば、問題はないでしょうが、
検索エンジンからのアクセスを意識する場合は、自分なりの付加価値を付けましょう。
付加価値を付ける方法
ネタの性質や内容によって異なりますので、ここではよくある例として紹介します。実際の状況に合わせて使いこなしましょう。
何らかの主張について調べた時は、反対意見もリサーチして記事にまとめれば、付加価値を付けたことになります。
例えば、「糖質制限ダイエットは体に悪い」を調べた時は、糖質制限ダイエットを推薦している記事をも読み込み、両側の意見を記事にまとめます。
或いは、何らかの方法論、ハウツーを調べた時に、付加価値を付けるために、自分自身の応用例を記載すると良いでしょう。
もしくは事実に対するご自身の感想でも良いですし、主張でも良いでしょう。
要するに、探した記事と同じようなコンテンツを提供しないことです。
記事のキーワードからテーマを広げる
もう一つは、既にある記事のキーワードからテーマを広げていく方法です。
具体的には、
- まず既にある記事のキーワードをリストアップします。
- それらのキーワードの関連キーワードを探して、記事を書いていきます。
この2つのステップだけです。
関連キーワードの探し方は、「キーワードを効果的に選定するコツ|リストアップする4つの方法」の「サジェストアプローチ」を参考にされると良いでしょう。
簡単に触れるとすると、検索エンジンのサジェスト機能と、検索結果における「他のキーワード」を活用します。
それらに表示されているキーワードは、検索しているキーワードの関連キーワードなので、その中から記事のネタを探します。
また、関連キーワードで記事を執筆していくと、サイトの専門性が高まり、全体の検索順位が上がるといった効果もあります。
サイトの専門性につきましては、「サイトやブログの専門性を高める方法と手順~検索順位との関係と上位表示のためのコツ」で解説していますので、詳しく知りたい場合は、そちらをご一読ください。
一方で、キーワードを見つけても、どう始めれば良いかわからない時、下記の方法が役に立つでしょう。
とりあえず記事を書き出すとネタが自然に湧いてくる
記事を企画している段階は「まぁこれくらいでしょう」になりがちですが、実際に書き出せば案外と色々な「入れたい」話が出てきます。
とりわけ、「こういう風に説明しないと読者はイメージを掴みづらい」とか「読者はこの辺りをもう少し聞きたいでしょうから、深掘りする必要があるかもしれない」と読み手の体験を意識する場合においてはなおさらです。
そのため、仮にブログのネタが枯れてきそうな場合、とりあえず記事を書き出します。
読み手を意識しながら執筆していくと、書いている途中には、必ず
「もう少し説明した方がよさそうだけど、この記事の趣旨とややズレるので、別の記事にすべき」
のような場面が出てきます。
これをずっとやっていくと、ブログに書くネタが枯れることはありません。
ポイントは、読み手を意識することです。
書きたいことを書いているだけではなく、書きながら、読み手がどう感じるかを想像します。
- もっと詳しい説明が聞きたいのか
- 自分の中にある前提知識は読み手にもあるか
などなどを想像していくことです。
事例:AndBuzzのオウンドメディアからこの「100年SEO」ブログへ
もう一つ例を挙げましょう。
今、あなたが読んでいるこのブログの話です。
弊社はインフルエンサーマッチングサイト「AndBuzz」を運営しており、そのAndBuzzが集客するオウンドメディア「インフルエンサーマーケティング攻略教室」では、インフルエンサーマーケティングをテーマに記事コンテンツを展開しています。
あるとき、インスタとブログを比較する記事を公開することになりましたので、「SEOと検索順位」についても触れることになりました。
企画する時は、簡単に「SEOと検索順位」を紹介する予定でしたけど、実際に執筆していくと、
「SEOと検索順位を説明したものの、なぜSEOを行うと検索順位が上がるかを説明していない」
ことに気が付き、「検索順位を上げる方法」という記事を企画することになりました。
最初は記事に挿入する参考記事としての位置づけでしたけれども、
執筆していくと、
- 検索順位を調べる方法
- キーワードの選定
- サーチコンソールの使い方
- サイトの専門性
- 検索ボリュームを調べる方法
- ・・・・・・
などなど企画する記事が芋釣り方式でどんどん増えていきました。
気が付けば、もう既に30記事分のネタが溜まっている状態なので、
最終的には、「でしたら、この辺のノウハウを一つ独立としてブログで公開する」ことになりました。
このように、書きたいことを書くだけではなく、読み手を意識しながら書き始めると、自ずと書くべきことも湧いてくるので、ブログに書くネタが枯れることはありません。
ブログ記事のネタを探す方法
ここまで、百年SEOが推奨している3つのブログネタ探しの方法を紹介しましたが、最後に、この3つの方法を組み合わせたアプローチを紹介します。
ステップ1:ネタ集め
まずは「調べものを全て付加価値を付けて記事にする」で紹介した方法で、たくさんの記事ネタを収集していきます。
エクセルに、
- 何を調べたかどのページを参考したか
- どのような記事にするか
- どのキーワードをメインキーワードとするか
などを記録すると管理しやすくなります。
直ぐにでも書きたい記事があれば、書いても良いですし、ある程度ネタを集めてから関連付けたり、整理したりしたうえで執筆に入るにも良いです。
次のステップで更にキーワードを集めてから、系統的に整理し、記事をテーマ的に展開するのも一つの手です。
ステップ2:キーワードを深掘りする
記事を既に執筆したかどうかを問わず、「記事のキーワードからテーマを広げる」で紹介した方法をもとに、ステップ1で決めたキーワードを主軸に深掘りしてきます。
キーワードによって異なりますが、1キーワードにつき、50~100キーワードの関連キーワードを取得することができますので、「キーワードのグルーピンと選定のやり方」に従い、キーワードを整理していくと、5~10記事分のネタが出来上がります。
ステップ3:読み手を意識した記事執筆を始める
記事のネタが出来上がりましたら、残りはひたすら記事を書いていくことになります。その際に、「とりあえず記事を書き出すとネタが自然に湧いてくる」で初回したように、問題意識を持ち、読み手を意識しながら記事を執筆していくと、自ずと新しい記事のネタに出会います。
とにかくも、ひたすらにこれらのステップを繰り返していく、ただそれだけで、ブログに書くネタがないという悩みから解放され、むしろ「記事を書く時間がない」という新たな悩みを抱えるほど、ブログに書くネタが溢れるようになります。