キーワードを効果的に選定するコツ|リストアップする4つの方法
- 候補キーワードをリストアップする4つの方法
- テーマから発想する:コンテンツアプローチ
- ブレインストーミングのスキルが必要
- 漏れが生じる可能性
- ユーザー側のニーズが反映されていない可能性
- サイトのメインテーマやコンテンツが決まっていないと使えない
- 競争相手を参考にする:競合アプローチ
- 関連性を深める:サジェストアプローチ
- リライトや修正に役立つ:事後アプローチ
- テーマから発想する:コンテンツアプローチ
- 検索ボリュームの調査
- キーワードの選定:分類とグルーピング
- 検索ボリュームで分類
- CV確度で分類
- 4つのグループから対策順位を決める
- モチベーションを上げるための変則的な攻め方
- オウンドメディアのコンテンツキーワードを効率よく効果的に選定するコツ
- まずは、競合アプローチを用いる
- コンテンツアプローチで網羅性の向上を図っていく
- 一旦検索ボリュームを調査
- サジェストアプローチで関連性を深められるキーワードの発見
- リスト完成~検索ボリューム調査~グルーピング
- 1ヶ月~3ヶ月後に事後アプローチで修正
キーワードを効果的に選定するコツ|リストアップする4つの方法
KWを選定するには、4つの基本的なステップがあります。
- 候補キーワードのリストアップ
- 検索ボリュームを調査
- キーワードの分類とグルーピング
- 対策キーワードの選定
キーワードのリストアップから対策キーワードの選定までというプロセスは、極めて重要であり、SEOの効果を出せるかどうかは、キーワードの選定によるといっても過言ではありません。
この記事では、実務的に誰でも簡単にできるキーワードのリストアップ方法を4つ紹介します。
候補キーワードをリストアップする4つの方法
まずは候補キーワードのリストアップです。
リストアップをするには主に4つの方法があります。
- コンテンツアプローチ
- 競合アプローチ
- サジェストアプローチ
- 事後アプローチ
これより順次に4つのアプローチを説明していきますが、その前に、3つの注意点に触れておきます。
- それぞれのアプローチには良いところもデメリットもある
- 実務的にはどれかを一つではなく、組み合わせて運用することがほとんど
- 状況によって使えないアプローチもある
そのため、SEOマーケッターとして、それぞれのアプローチの特徴や欠点を理解した上で、状況に応じて臨機応変に使いこなすスキルが求められます。
テーマから発想する:コンテンツアプローチ
サイトのメインテーマやコンテンツをもとに、候補キーワードをリストアップしていくというアプローチです。
ブレインストーミングすることが主な作業にはなりますが、網羅性を損なわないためには、「掛け合わせ」という手法が用いられます。
ステップ①:まずは、主軸となるキーワードを決め、主軸キーワードの類義語、代替されうる言葉などを書き出します。
ステップ②:想定されうる検索ニーズをもとに、複合キーワードを構成する単語をリストアップし、①と掛け合わせます。
例えば、サプリメントを販売するサイトであれば、主軸は「サプリメント」となるでしょうし、サプリメント以外に、健康食品、サプリという言葉でも検索されると予想できますので、それらをブレインストーミングして書き出します。
次のステップでは、ユーザーは「サプリ 購入」、「サプリ おすすめ」、「サプリ 販売」、「サプリ 買う」などのキーワードを検索すると想定できるので、「購入」、「おすすめ」、「販売」、「買う」などの単語をリストアップします。
最後には、①と②を掛け合わせると、
のように、候補キーワードのリストが完成します。
ここでは「サプリ」を主軸キーワードにしましたが、たとえば、具体的な商品名、もしくは、「アンチエイジング サプリ」のように効用を表す単語など、状況に合わせてブレインストーミングしましょう。
また、掛け合わせるという作業自体は、単語数が少なければエクセルで十分に事足りますが、大量にある場合は、オンラインのツールでの利用がおすすめです。
コンテンツアプローチのメリットとしては、サイトのテーマにほぼ100%フィットする候補キーワードリストを入手できることが挙げられます。
一方で、いくつかのデメリットもありますので、簡単に触れるとします。
ブレインストーミングのスキルが必要
この方法ではブレインストーミングすることが主な作業なので、当然ではありますが、ブレインストーミングのスキルが求められます。
漏れが生じる可能性
まずは、漏れが生じる可能性です。このアプローチでリストアップする候補キーワードは、運営側のブレインストーミングによる結果なので、ブレインストーミングに漏れがあると、当然に結果にも漏れが生じます。例えば、「サプリ 定期購入」という複合キーワードを思いつかなかった場合、「定期購入」関連のキーワードはすべてリストから外されたことになります。
ユーザー側のニーズが反映されていない可能性
運営側のブレインストーミングによる結果がもたらす二つ目のデメリットは、もしかもしたら、ユーザー側のニーズが取り込まれていないことです。運営側のブレインストーミングなので、運営側の人間が検索するときに用いるキーワードになりますが、ほかのユーザーは必ずしもそういった検索キーワードを使うとは限りません。
サイトのメインテーマやコンテンツが決まっていないと使えない
サイトのメインテーマやコンテンツから出発したブレインストーミングなので、メインテーマやコンテンツが決まっていないと使えません。例えば、漠然に「ダイエット」についてのブログやオウンドメディアを立ち上げようとするときに、「ダイエットの方法」についてなのか、「ダイエットの器具」なのか、「ダイエットの商品」なのかが決まっていないと、このアプローチは使えません。
競争相手を参考にする:競合アプローチ
競合サイトのキーワードを参考にするという方法です。
実務的には「3~4サイト」がベストです。
Google広告のキーワードプランナーでは、URLを指定して、そのサイトが対策しているキーワードを抽出する機能が用意されていますので、そちらを利用するとよいでしょう。
Google広告のキーワードプランナーは、競合サイトのキーワード抽出のみならず、キーワードの検索ボリュームを調査するなど、SEO対策を行うのに便利な機能が整備されています。
Google広告に出稿していないと利用できる機能が制限されたり精度が変わったりしますが、500円から出稿できるので、コンテンツマーケティングを実施するのであれば、ミニマムで出稿してGoogle広告の機能をフルに活用したいところです。
ただし、競合アプローチでは、競争相手と同じKWで対策することになりますので、プラスアルファの施策がないと、優位性を獲得することはできないリスクを抱えることになります。
関連性を深める:サジェストアプローチ
検索エンジンには「サジェスト機能」があります。
たとえば、検索エンジンの検索窓に単語を入れると、自動的にいくつかの複合キーワードが提案されます。また、グーグルの検索結果において、一番下までスクロールすると、「他のキーワード」が表示され、8つのキーワードが提案されます。
これらのキーワードを対策キーワードとしてリストアップしていくというのがサジェストアプローチです。
サジェストアプローチは、候補キーワードのリストアップ作業に役立つだけではなく、特定のキーワードの関連性を深めるためのヒントも与えてくれます。
検索結果の順位に影響を与える要素の一つとしては、「サイトとあるテーマとの関連性」が挙げられていますので、特定キーワードに加えて、Googleが提案する、それに関連するキーワードをも対策していけば、特定キーワードの記事も含め、コンテンツ全体の検索順位の底上げを狙えます。
リライトや修正に役立つ:事後アプローチ
Google Search Consoleでは、「レポートのクエリ」から、実際にユーザーが検索したキーワードのリストを獲得することができます。
これらの「ユーザーが実際に検索しているキーワード」を使うのが、事後アプローチです。
コンテンツをリリースする前では使えず、また、データを獲得するには一定期間の運営が必要であることから、事後アプローチだと呼ばれます。
結果論なので、網羅性に欠ける可能性があるというのが欠点です。「東京駅のランチ」についてのサイトにおいて、「ラーメン屋」、「中華」などの記事を執筆していくと、これらの関連キーワードがクエリに結果として表示されます。しかし、もしかしたらユーザーは「フレンチ」についても検索しているのに、サーチコンソールを用いた事後アプローチではそれを把握することができません。
ゆえに、事後アプローチが活用されるのは、主に、リライトや記事のタイトル修正の時です。行ってみれば「PDCA」専用のキーワード抽出アプローチです。
たとえば、「美容院 集客」について書いている記事のサーチコンソールを確認すると、「美容院 集客」の表示回数とクリック数が「美容師 集客」の表示回数とクリック数より少ないとわかったとします。すると、しかるべき対応は、記事のタイトルの修正と状況に合わせてコンテンツを「美容師」向けにリライトすることです。
検索ボリュームの調査
キーワードのリストアップが完了したところで、次はそれぞれのキーワードの検索ボリュームを調査することです。
対策しようとしているキーワードの検索ボリュームを把握することは、コンテンツマーケティングの効果を出すのに必要不可欠な作業です。
検索ボリュームは、ユーザーが実際にその検索キーワードを検索した回数です。言い換えれば、マーケットのサイズです。
1ヶ月間、100回しか検索されないキーワードだと、仮に検索結果において1位を取れたとしても、1ヶ月100アクセスしか期待できません。ただし、検索ボリュームが少ないキーワードを必ず切り捨てるわけではありません。検索ボリュームの少ないキーワードをどうしたらよいかは、下記の参考記事をご参考ください。ここでは、検索ボリュームを把握することの重要性について理解しましょう。
検索ボリュームを調査するには、いくつかの方法があります。詳しくは「検索ボリューム(google検索数)の調べ方|キーワードプランナーとそれ以外の使い方」こちらの記事で詳しく解説しています。
簡単にいうと、Google広告のキーワードプランナーでは、キーワードのリストを入れるだけで、それぞれのキーワードの検索ボリュームを調査することができます。Google広告のアカウントがあれば、利用できますが、Google広告に出稿していないと検索ボリュームの精度が落ちます。500円から出稿できるので、コンテンツマーケティングを実施するのであれば、ミニマムで出稿してGoogle広告の機能をフルに活用したいところです。
キーワードの選定:分類とグルーピング
キーワードのグルーピングにも、目的に応じて様々な方法があります。
対策するキーワードの優先順位を決めるためのグルーピング法もあれば、記事の構成案を洗い出すためにユーザーニーズや検索意図を基準としたグルーピング法もあります。詳しくは参考記事で解説しているので、ここでは、対策するキーワードの優先順位を決めるための、2つの評価軸で4つのグループに分類するという方法を紹介します。
どういう評価軸を使うかは、実は様々なバリエーションがありますけど、基本形として、一つを「検索ボリューム」に設定し、もう一つは「CV確度」に設定することです。
CV確度とは、CV(コンバージョン)ポイントに至る確率のことです。CVポイントは、たとえば、オウンドメディアサイトの目的によって異なりますが、たとえば、「サービスページへの誘導」、「資料請求」、「購買」、「会員登録」などなどです。つまり、CV確度は、コンバージョンの可能性なのです。
検索ボリュームで分類
「検索ボリュームの調査」において、それぞれのキーワードの検索ボリュームを把握したので、そのデータに、ある基準を決めて線引きをします。
例えば、「月間検索ボリューム1,000」を基準に決めた場合、検索ボリューム0~999のキーワードは「少」と記入し、それ以外は「多」とマークアップします。
なお、ここではわかりやすくするために、「多/少」だけで分類していますが、「多/普通/少」の3分類でも問題ありません。
CV確度で分類
今度は、そのキーワードから、「CV確度」を推測しましょう。
キーワードからユーザーの検索意図を推測し、「こういう目的で検索しているユーザーのコンバージョンの可能性」を考えます。
例えば、マスクを販売しているECサイトにおいて、「マスク」に関するオウンドメディアを構築しているとします。「マスク 買う」、「マスク おすすめ」などのキーワードは、CV確度の高いキーワードであるのに対して、「マスクとは」、「マスク なぜ」のようなキーワードは、CV確度の低いキーワードとなります。
前者はマスクの定義やそのものについて知りたいという検索意図であり、後者はおそらく「なぜマスクをつけなければならないか」を知りたいでしょう。いずれも「マスクを買う」というCVポイントとは遠いので、CV確度は低いということになります。
厄介なのは、「マスク 暑い」のようなキーワードです。一見すると、「マスクを買う」というCVポイントと遠いのでCV確度は低いように見えるものの、しかしながら、「マスクをつけると暑い」という不満の背後には「涼しいマスクはないか」という潜在ニーズが横たわりますので、実は、CV確度の高いキーワードです。
なお、キーワードだけではユーザーの意図を推測できない場合は、実際に検索エンジンでその検索キーワードを検索し、上位表示されているページのコンテンツを確認すれば、検索意図を代替的に調査することはできます。
また、「検索ボリュームで分類」においても触れたように、わかりやすくするために、ここでも2分類にしていますが、もちろん「高/普通/低」のような3分類でも問題ありませんし、実務的には「要検討」キーワードを設けたりもします。
4つのグループから対策順位を決める
「検索ボリューム」×「CV確度」でキーワードを4つのグループに分類したところで、いよいよ対策順位を決めることができます。行ってみれば、どのキーワードを優先的に対策するかを選定する作業となります。
優先順位マトリックス | 検索ボリューム:多い | 検索ボリューム:少ない |
CV確度:高い | ① | ② |
CV確度:低い | ③ | ④ |
まずは、検索ボリュームも多く、CV確度も高いグループ①です。買ってくれる確率が高く、しかもサイズも大きいマーケットから先に攻めていくということです。
続いてはグループ②です。確かにマーケットは比較的に小さいけど、しかし、買ってくれる期待ができるからです。
グループ③と④は、対策しないという選択肢も当然にありますが、特定テーマとの関連性を深め、CV確度の高い記事の順位を上げるために、CV確度の高い記事への誘導を意識しつつ、③、④の順番で対策をしていきましょう。
モチベーションを上げるための変則的な攻め方
なお、①より②を先に攻めるというやり方もあります。
検索ボリュームの多いキーワードは、競争も激しく上位を獲得するのが難しいのに対して、検索ボリュームの少ないキーワードは競争が緩いので、より簡単に上位獲得ができます。そのため、検索ボリュームの少ない②から対策をしていくことで、「上位表示」を実感できるたけ、モチベーションが上がりますし、しかも、CV確度の高いキーワードなので、CVの獲得という結果も得られます。
オウンドメディアのコンテンツキーワードを効率よく効果的に選定するコツ
キーワードをリストアップする4つのアプローチを紹介し、グルーピングの方法を説明しましたが、既に冒頭で伝えたように、実務的には組み合わせて運用することがほとんどなので、ここでは、ステップバイステップで、キーワードを効率よく効果的に選定する組み合わせと具体的な流れを解説します。
まずは、競合アプローチを用いる
目的は、競合が対策しているキーワードの抽出のみならず、対策しているキーワードの「組み合わせ・掛け合わせ」の傾向を見出すためです。
競合が対策しているキーワードを全体的に眺めると、何らかの法則、傾向、ヒントを見出すことができます。
たとえば、「○○○ 口コミ」のようなキーワードがあれば、それは、複合キーワードの構成要素として「口コミ」という単語も使えることの示唆にほかなりません。
競合が対策しているキーワードの対策は、言ってみれば、「対策しないとまずいけれども、対策しても同じ土台に乗るだけ」なので、対策しつつも、プラスアルファが必要です。
この「競合のキーワードリストを眺める」作業は、そのプラスアルファを見つけるためのヒントを得るのに大いに役に立ちます。
コンテンツアプローチで網羅性の向上を図っていく
競合アプローチで得られたヒントをもとに、コンテンツアプローチの精度を上げるとともに、キーワードの網羅性を図っていきます。
たとえば、「○○○ 口コミ」というヒントからは、「口コミ」、「評価」、「レビュー」などの単語は複合キーワードの構成要素になり得ることを判明できますし、「クレーム」、「苦情」なども候補として考えられます。
このように、被ってもよいから、とにかく漏れなくリストアップをします。
一旦検索ボリュームを調査
ここで一旦、検索ボリュームを調査します。その後、「分類とグルーピング」の方法で、アバウトに「検索ボリュームが多く、CV確度も高い」キーワードをピックアップします。
具体的なやり方としては、検索ボリュームを多い順にキーワードをソートして、上から順次に目視でキーワードのCV確度を推定していきます。
注意点として、厳密的にグルーピングしないことです。ここでの目的は対策する優先順位を決めるのではなく、「検索ボリュームが多く、CV確度も高い、重要キーワードを見つけること」だからです。
サジェストアプローチで関連性を深められるキーワードの発見
いくつかの重要キーワードを見つけたら、サジェストアプローチで、関連キーワードを探しましょう。
ここでのポイントは2つあります。
まずは、3階層まで検索することです。あるキーワードを検索すると、8のキーワードがサジェストされますが、この8つのキーワードが第1階層です。第1階層の8つのキーワードを更に検索すれば、第2階層の64のキーワードが得られますが、これを第3の階層、512キーワードまで取得しましょう。
更に、第3階層まで取得すると、競合アプローチと同様に、新たな法則、ヒント、新たな掛け合わせの要素を得ることがあります。その場合は、もう一度コンテンツアプローチに戻ることです。
「サイトやブログのEAT(専門性・権威性・信頼性)を高める方法」で解説している通り、関連性は検索順位を上げるのに大事な要素なので、このステップは、手間かかっても、きちんと実施しましょう。
リスト完成~検索ボリューム調査~グルーピング
ここまでくると、リストが完成するので、既に説明した方法に従い、検索ボリュームの調査から検索ボリュームとCV確度でグルーピングした結果をもとに、対策キーワードの優先順位を決めます。
対策するキーワードの順番が決まったら、一旦、これらのアプローチから離れて、全体構成の可視化やタイトルと構成案の作成から、執筆などのプロセスに入りますが、ここでは割愛させていただきます。
次のステップにつきましては、
をご参考ください。
1ヶ月~3ヶ月後に事後アプローチで修正
コンテンツをリリースしてから、1ヶ月~3ヶ月後に、事後アプローチを登場させます。
いち早くもPDCAを回したい場合は、リリースしてから1ヶ月後に行うとよいですし、もう少しデータをためて精度を高めたい場合は3ヶ月後が良いでしょう。
あるいは、ひとまず1ヶ月後をチェックポイントとして、Google Search Consoleで十分なデータが取れているかどうかを確認してから次のアクションを決めるにもいいです。
この辺は、運営体制に合わせて決めれば問題ありません。ポイントはきちんとPDCAを回すことです。
キーワードを効果的に選定とリストアップする方法のまとめ
この記事では、まずキーワードを選定する4つのステップについて説明しました。
- 候補キーワードのリストアップ
- 検索ボリュームを調査
- キーワードの分類とグルーピング
- 対策キーワードの選定
また、候補キーワードをリストアップする方法も、
- コンテンツアプローチ
- 競合アプローチ
- サジェストアプローチ
- 事後アプローチ
4つの方法を紹介しました。